もう返ってきた

 ディスクユニオンへのメールですよ。私が帰るのも早かったので、簡単にまとめてみます。
 なお、問い合わせ先としてはもう一つ、制作を担当したであろうdiwproductsもあったのですが、とりあえずCDの販売元のディスクユニオンへ質問しました。


 私のメール

  • ライガーもガルビオンも音悪いぞノイズがあるぞ
  • 特にブライガーは93年のCDと比較しても悪いのはどういう了見
  • 素人でも悪いのが分かるんだから、ブックレットとかに書いとくべきじゃねーの?
  • このままじゃバクシンガーアクロバンチ買う気になれねーよ

 勿論実際の文面は真面目ですが、ここ数日の私は正直この問題でブチ切れそうなので、どうせ個人の日記に適当に書く事ですし、茶化しておきます。……でも、最後のは余計だったかもしれませんね。
 あと、2chのスレ等を漁ったところ、音質の他に、トラックの最後等がブツ切りであったりといった「編集ミス」も指摘されていたみたいですね。こっちは私は素で気付かなかったのでメールにも書いていません。


 返ってきたメール

  • 当時のマスターテープは制作元・権利者共に無かったからレコード・CDから起こした
  • 特にガルビオンはレコードの状態も悪かった。この音質、編集が俺達の精一杯
  • 音質が悪い事を書くべきだったけど、不手際で漏れちゃった。ごめんして(三浦雅子の声で)
  • 8月にはバクシンガーアクロバンチ、10月にはサスライガーバルディオスが予定されてるけど、これもマスターは無いからレコードだのCDだのから起こしてる。ガルビオンみたいな事にはならんよう頑張る

 ですってよ。さり気に情報を先取りしてしまいましたが、まあいいや、晒しちゃえ。
 まあ信じるか信じないかどうかはさておいて、私はこれでとりあえず満足しました。まだブライガーが93年のCDと比べて音が悪い事とか、プロならもうちょっと上手く音起こせるだろ(レコードも、針を使わず「レーザーターンテーブル」を使えばノイズはかなり減ります、というか「新品の良い針」を使うだけでも減ります)とかその辺の事情について説明されてないんですけど、もういいや。疲れた。


 しかし、よくよく考えれば、国際映画社作品というのは音楽に力を入れており、わざわざ「国際映画音楽株式会社」なる会社を立ち上げて出版の権利を保有しているほどです(後は山本正之さん等作曲者が権利者)。しかし、国際映画社は85年を最後にアニメ制作を中止し、実質的に倒産しました。そうなると、当然「国際映画音楽株式会社」にもなんらかの影響があって然るべきかもしれません。
 要するに、倒産のゴタゴタでマスターテープが無くなったというのも考えられるんじゃないかなー等とも推測できるわけです。ホラ、実質共倒れの原因になった玩具会社のタカトクトイスも、倒産後に金型が流出したじゃないですか。おかげでバルキリーがジェットファイヤーに生まれ変わって日本での玩具展開がややこしくなったっていう。
 「国際映画音楽株式会社」は出版の権利者ですが、ディスクユニオン殿のメールに「権利者の手元にマスターテープが無かった」とあった以上、その憶測もちょっと信憑性を帯びてきます。ディスクユニオン殿も、さすがに嘘は付かないでしょうしね。せいぜいが真実を隠す程度で。そう考えると、93年のブライガー初CD化の時点で既にマスターテープが無かった事になるのかもしれませんが、それはどうなんだろう。そっちの制作担当がすごく良い人で、今回がクソだったという問題なんでしょうか。
 あ、考えたらまた腹が立ってきた。