り・ぼ・ん♪り・ぼ・ん♪

D
 オリジナルのおーと♪もーだちーがほ♪しいーのなかの♪あたし何々が大好きー♪
 うp間に合わなくて、本当にごめん。smileが悪いんだ、ホントに。


 ちょっと裏話。前回「未完成を出すな」とクギを刺した私は、実はもう一言「つまんない話はこっちで却下する」とも言っていました。楽しくあるのはお互いに、であるべきだと思ったからでして、なあなあでやっちゃって満足しちゃう駄サイクルはこっちから願い下げだと思ったからでもあります。
 で、これが世に出ているという事は、私自身が大爆笑した結果でもあります。なんだ、先月は死にそうだったのに、意外と元気なお話も書けるじゃないか!とか、涼君の心理が面白いけど、ちょっと童貞力を使いすぎだろ!とか、とにかく見直しましたよ。……ですから、(長いのが残念なんですが)評価されると私も嬉しいな♪とかなんとか。


 それと内容について、「警察」がお話の中に出てきますが、風野君はこれについて「作品世界にある程度のリアリティを持たせるために出したけど、やっぱり生々しくなっただけな気もする」と言っておりました。確かにその辺は微妙なところですね。現実にはこういう事件はよくあるんでしょうが、登場させておいて介入させない、しかもその理由が「住所どころか性別すらばれてはいけない」という徹底した秘密主義が主なところである辺り、やっぱり不自然に感じるところもありました。警察を出せば当然社会的に裁かれて、その意味で犯人はある程度「赦される」のですが、そうならなかったこの話では「業界から抹殺」という、逆の意味でリアリティを生んでしまっています(これが「生々しい」って事でしょうか)。アイドルに手を付けたら消されるとか、いかにも芸能界の暗部って感じですものね。
 警察が捜査に来ると、当然現場周辺にはある程度の噂が立ちます。当然涼ちゃんが証言したりするわけですが、その辺であら秋月さんとこって娘さんいたかしら?息子さんじゃありませんでしたっけ?とか噂好きのおばちゃんに言われたら、なんかもうアウトです。そういうのを避けたかったんでしょうが、それならやっぱり最初から登場させなかった方が良かったという気もします……とか思ってたんですが、よく考えると、アイマスって普通に警察出てきますよね。一日署長の仕事とか、迷子の弟が保護されてるとか、「市民の味方」の形とはいえ。その辺のフィクションとノンフィクションのすり合わせって、考えれば考えるほどドツボにはまっていきますねえ。考えるだけ無駄だこりゃ。
 双子が入れ替わってるとか、男が女装してるとか、ゲームは現実にはありえないことだらけです。やっぱりアイマスには社会的事件の無い「優しい世界」が一番ですね。
 あ、でも双子って言えば、アメリカとかでは仕事で子供を長時間拘束してはいけない法律があるから、子役は双子を用意して入れ替わって演技させているそうですね。アイマスが輸出できない理由の一端がここにあったりは……しないか。


 ところで、女装アイドルって詐欺罪で立件できるでしょうか?