優しい世界

 最低週一ぐらいで更新してたつもりだったんですけど、どうも幻覚だったみたいです。やばいなこれは。生活のリズムの中に「日記」がなくなっちゃってます。
 ただ、書きたいネタは幾つかあるのでちゃんとした時間が取れれば書くと思います。言うだけなら簡単ですね。ハハハ。


D
 月イチでも続いてるこの人は偉いなあ。
 『アリゲーター・マーチ』とは87年のイメージアルバムCD「優&魅衣」のOP曲で、作者のあろひろし先生の自画像がワニだった事から書かれた曲です。尤も、あんまりワニっぽい曲というわけでもなさそうですが。
 作曲者はすぎやまこういち先生で、すぎやま先生と言えば「ドラクエの人」というのが世間の認識かもしれませんが、このアルバムが出た時代、ドラクエはまだ「2」までしか出てなかったので、ライナーでは「イデオンの人」として紹介されていました(ドラクエが社会現象になったりコンサートが開かれたりと活動を広げていったのは3以降です)。
 なお、この曲を依頼する際に「モンティ・パイソンのOPみたいな曲」といったイメージを提示したそうですが、アレは元々ジョン・フィリップ・スーザ作曲の『自由の鐘』であって、楽しげなマーチではあるものの「至って真面目な曲」です。まあ、今にしてみればほとんどの人が自由の鐘で笑ってしまうとは思いますが。参考
 マイリスでこの曲についてちょっと書いてますが、このアルバムは当時から全く再版されていない(たぶん)んですね。同じイメージカプセルでも、「あ〜る」とかの人気作は再版されたのに、これは不人気だったんでしょうか(ソツの無い構成ですし、弘子ちゃんも歌上手くなってて好きなんですけどね)。でもすぎやま先生は今でもこの曲をコンサートとかで披露してらっしゃるようで、創作物に関して物持ちが良い人は、ファンとしてすごく好感が持てます。この辺り、山本先生もそうですよね。この前のライブの多角形物語は意外すぎて面白かったです。


 もうひとつ動画で使っていた『ハチのお散歩』というインスト曲は、同じイメージカプセルの企画で作られたCD「水沢めぐみ作品集『空色のメロディ』」の一曲で、こちらの作曲は谷山浩子先生。これもたぶん再版されてませんね。なんでこんなマニアックな曲を彼が使ってるかと申しますと、教養講座のボカン編が終わった後にJ9編をやろうかイメージカプセル編をやろうかと悩んでいるからみたいです。教養的にはどっちもどっちな気もしますが、J9は調べれば大体分かるのに対して、イメージカプセルは調べても全然情報が集まらないので、私個人としてはイメージカプセルをやってほしいです。
 が、やるにしても暫くはできないみたいです。というのも、イメージカプセルで恐らくは一番最初に作られた企画「シャンペン・シャワー」のCDが手に入ってないからです。これの発売が86年ですから、まず「CD」というメディアがまだ新しくて、LP版やカセット版と同時発売していたような時代ですね。当然その分数は少ないですし、企画の一発目である事や、笠原弘子さんのデビュー曲収録という貴重さも手伝って、未だに現物の存在すら確認できていないようです。他のCDは大体が、金に糸目をつけなければ手に入るようですけど。


 え?動画の感想?これ以上書いたら私のサイトじゃなくて風野君のサイトになっちゃうんだぜ。そろそろ子離れしなきゃいけないと思ってるので(笑)、今回はどうでも良い小ネタに偏ってみました。
 でも、面白かったよ。