ヤッターシリーズ始まりだワン

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 教養講座ボカン編の第一話です。ちなみにサブタイトルの「鶯谷に龍が舞い降りた」とは、「うぐいすだにミュージックホールの噂を聞いてタツノコ山本正之に声をかけたよ」という意味らしいです。燃えドラとは関係ないみたい。
 なお、既にイタダキマンまでの原稿は出来ているので、上手くいけば来週には第二話「タイムボカンヤッターマン編」が投稿できるのではないかとの事。第二話は大体30分ぐらいと長いようですが、シリーズの繋がり的にどうしても一緒の動画にしておきたかったとか。
 なお、コメントの中でヒッサツマンの話をしている人がいましたが、ヒッサツマンも王道復古と一緒に語る予定だとか。大体時系列順に語るらしいので、暫く待っていただくしかないですが。


 なお、「16分もクソ長い動画なんか観たくねーよ」という人のために、風野君が大雑把なまとめの文章を寄越してくれました。私だって観るのは面倒なので、こういうのは非常に助かりますねっ。動画作る意味無いじゃん、というツッコミは不許可だそうですが。

  • タイムボカンシリーズの誕生秘話について語った動画。番組の概要はググってもらればすぐ分かるので、音楽の傾向をメインに扱う
  • 「SFギャグアニメ」という新ジャンルを開拓する事になるボカンだが、それに相応しい面白い主題歌を必要としていた
  • 小鳥さんは再放送世代であり、本放送世代ではない。これ重要
  • 丁度その頃に山本正之が書いた「うぐいすだにミュージックホール」の評判を聞きつけてボカンの制作スタッフが声をかける(1975年夏ぐらい)
  • 主題歌「タイムボカン」は今聴いてもものすごく新鮮で、アニソンの枠に囚われない自由さが新番組に相応しいと受け入れられた
  • 山本さんはそのまま劇伴(BGM)も依頼されたので、「ひらけ!チューリップ」で編曲をしてもらった武市昌久さんに相談、共作する事になる
  • 共作してもスケジュールはギリギリだったけど(主題歌もギリギリだったから三番が無い)、デビュー前に書き溜めていた曲がいっぱいあったので乗り切った
  • わた、春香さんはとってもとっても可愛い
  • ちなみに、「ヤッターマン・エンディング・ナレーションの歌」は、元々は「はるちゃん」というラブソングだったので、全く違う歌詞で歌われた山本さんは驚いた

 大体こんな感じだそうです。一部おかしい文章がありますが、気にしたら負けだと思います。


 どうでもいいですけど、私も風野君も、何故か「春香さん」ってさん付けで呼ぶんですよね。「あずささん」は元々ゲーム内で呼ばれている呼称ですから自然ですけど、春香さんは普通に「春香」と呼ばれています。私達の中に中村先生的な尊敬の念があるんでしょうか。