勝利のポーズ!

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 一週間更新しなかったら新作が来てるとかどういうことなの……。しかも一昨日はライブに行って、昨日映画(二回目)観に行ってたはずなのに……。


 それにしても、ヤッターマンの音楽を「ジムカスタムのようなソツの無さ→良い曲だけどあんまり特徴が無い」と表現する辺りは上手いなあとか思いました。実際、ヤッターマンは「ヒーローもの」以上の属性は無いですからね。タイムボカンは作曲者の感性のおかげで「必殺シリーズ」のテイストがすごいですし、ゼンダマン以降はなんらかの属性を帯びたヒーロー像を書いてますけど、ヤッターマンは良くも悪くも普遍的なイメージしかありません。
 そして音楽的な進化の過程を語るなら、タイムボカンヤッターマンの繋がりよりも、ヤッターマンからゼンダマンへの繋がりの方が私は興味深いと思います。ゼンダマンはより一般的な「アニソン」「キャラソン」に近づいている感じでかなり好きです。


 あとライブで思い出したんですが、「山本正之は未だにイタダキマンを認めてない。その証拠にライブの度に文句言ってるじゃないか」とか言ってる人は、じゃあなんでその「認めてないイタダキマンのED曲」である『どびびぃ〜んセレナーデ』を毎回歌うのか、考えた事はあるんでしょうか。世の中には「単なる冗談」とか「先入観が判断を鈍らせる」とか、そういう言葉があるのを忘れちゃいけないと思います。
 ていうかね、「認めてない」のは山本さんじゃなくそう言ってるあんただろうに。そんなにイタダキマンを苛めたいか?山本さんは単なる「音楽担当の人」であって、ボカンの制作者でもなんでもないのに、なんであの人を悪者にしたいのかね。憎しみの連鎖がイカンなんて事はガンダムSEEDですら言ってる話だっていうのに。
 何より、イタダキマンは結構面白いです。山本さんにしてみれば「仕事を外された」のだから怒りたくなる気持ちも分かりますから、「それはそれ」と割り切る事もできます(尤も、現在では単なる笑い話のネタにしてるだけっぽいですが)。なのに自称ファンとかがグダグダ言うと、「お前ホントはイタダキマン観た事無いだろ」とか言いたくなります。
 まあ、アンチの思考回路なんて私には分かりませんし、冗談の通じない人なんてもっと分かりません。なんというか、ギャグの分からない奴がタイムボカン等というギャグアニメを語ってるという状況がとにかく奇妙で、書かずにはおれませんでした。