古い考え方

　ブライガーと一緒にガルビオンのサントラも発売とか、頑張りすぎでしょうに……！
　同じシリーズのバクシンガーやサスライガーでなく、打ち切られたガルビオンを先に出す辺り、このレーベル「ディスクユニオン」の本気さが感じられます。これでバクシンガーが出なかったら泣きます。
　あと気になってる点として、恐らくブライガーはLP及びCDの再販になるのでしょうが、「太陽の子ら」と「カーメンカーメン」は塩沢さんのキッドの台詞が被ってるので、別にフルバージョンがあったら嬉しいかなーとかなんとか。キッドの「星影のララバイ」のイキな語りとか大好きなので、アレはアレで悪くはないんですけどね。

　まず始めに。「笹の葉ラプソディ」が放映されたみたいですが、私はまだ観ていません。まだこの辺では放映してないので、たぶんYoutubeに上がったら観るんじゃないかなーと。
　さて、世間では「予告無くハルヒの新作」が話題となっていますが、実際にはアレとかソレとかでボツボツ情報が漏れていたりするわけで。特にテレビ和歌山がうっかりサブタイトル書いちゃったのは、「このうっかりさん♪」とか言ってお凸をツンとかしたくなります。ウソです。
　で、それとは別に、アイマスの話。どうも30日の東京のライブで重大発表があるらしいのですが、某通販サイトだったかにゲーマガの情報が載った際、「アイドルマスターDS」なる謎のキーワードがうっかり漏れちゃっており、すぐに「アイドルマスターSP」に修正されました。はて、修正するってのは、どういう意味なのやら。
　まあそんな事を考えていると、大昔のネットが無かった頃を思い出すのですよ。「ネタバレ」という言葉が今ほど定着しておらず、むしろ学校で「もうあのゲーム全クリしたぜ」と言う子供が英雄になれるような、そんな世界。いえ、私にはそういう体験は無かったのですが、大体のイメージで。で、そういう世界では、「最後どうなるの？」と無邪気に聞けば、「おっと、ここからは教えられないぜ」みたいに答える子供がすごくカッコよく映るのですよ。
　インターネットを手軽に扱えるようになり、大抵の情報が居ながらにして得られるようになりました。その代わり失ったのは、「初めてラスボスを倒して、EDを観るドキドキ感」。今ネットを徘徊してもそんなものは得られず、むしろ「そういうネタバレにぶつからないよう巡回するドキドキ感」ばかりが胸を突きます。同じドキドキでも、どきどきポヤッチオとどきどき魔女神判!ぐらい違います。
　人間、誰だってミスはします。携わるプロジェクトが大きいなら尚更で、テレビ和歌山の人も、某通販サイトだったかの人も、たぶん偉い人から「ばらしちゃイカンよ」と言われていたんだと思いますが、そんな「違う会社の偉い人」から言われても、そのプロジェクトに興味があるかどうかも不明ないち担当者にはピンと来ないのは当然でしょう。どれだけコンピュータが発達しても、結局は人の手なのですから。
　で、そこは仕方ないですし、そういう事態を想定せずネット巡回をしてしまった私にも、やっぱり問題はあるでしょう。でも、それを見てしまった、知ってしまった私は、やっぱり残念でなりません。また一つ、昔のドキドキを消してしまいました。
　ですが、私が言いたいのはもう一つ手前の話で、「そういう昔ながらのドキドキを期待している私は、時代に沿っていると言えるのか？」と漠然と疑問に思ったのですよ。だって、ネットもコンピュータも結局は人の手。ミスは誰でもあります。これは仕方ない。そして、そのネットは凄まじい大きさで、いながらにして大抵の情報が得られる状況なら、それが助長されるのも、また仕方ないでしょう。
　だったら、そこで「こんな簡単にネタバレしてしまうとは、情緒が分からんヤツだ」と文句を言うのは、果たして正しい行動なのかなーと。私はもう、考え方が古い人間になってしまったのかなーと思ったのですよ。
　勿論、古いのが悪いとは思いません。古い考えがあるからこそ進歩的な考えも生まれますし、そういった進歩的なものばかりが正しいとも限りません。時には古い考え方も使うべきです。
　でも、ネットが無かった時代の考え方を、ネット世界に適用するのは、やっぱりちょっと間違ってるんじゃないかなあ、等と思ったのです。

　この問題に結論はありません。ネット世界でも、ネットが無い世界での考え方は必要かもしれませんし、そもそも「ミスは誰でもある」とは言っても、お互いに気をつけることはできるでしょう。
　ただ、漠然と「自分は古い考え方の人間かもしれない」と思えたのが、ちょっとした恐怖だったのです。
　いつの時代も、取り残されるのは何よりも恐ろしい話です。ですから、ここに書いておきます。

　さて、ここまで書いて。
　実際、アイマスDSというのはあるんでしょうかね？DSはもう持ってますから出ても構いませんが、PSPでやったのにDSで同じ事やっても仕方ないですから、違うジャンルのゲームになるのかもしれませんね。「出れば」。