ネタ☆MADという名の、なんでもない一日

 涼君のおちんちんランド以降、アクセス数が微妙に増えてるのがちょっと嫌な感じです。おちんちんの力って偉大ですね。


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 風野君はよく、私に制作途中の動画を見せてくれます。それは当然、他人の目を通して誤字とか矛盾のチェックをしたりという意味もありますし、単に「暇だからなんか見せて〜」と私がごねた結果だったりもするのですが、今作は珍しく、制作してる事すら教えてもらっていませんでした。よって、気分的にちょこっとレビューしようと思います。
 亜美真美と美希がユニットという、いわゆる「ゆトリオ」な構成は初期の段階から構想していたみたいですが、そこに「トリオ・ザ・パンチ」を混ぜる発想が相変わらずというかなんというか。この場合のトリオ・ザ・パンチは「ハードボイルドだど!」のお笑いトリオの方ではなく、奇ゲーばかりのデコゲー史上でも最大級の奇怪さを誇っていた方のアレですね。にょき。
 で、そんなゆトリオ達がアキバでの仕事帰りにちょっとした揉め事を起こすものの、仕事してない方の亜美が貴方とは違うんです的な客観的思考の下に快傑ズバットするというお話。キーワードとして登場する「タッチパネルっぽい、これ」というのは、アイマスSPで亜美が実際に発言していたネタですね。亜美は根っからの妊娠(任天堂信者)でアケ版の頃はゲームボーイアドバンスを「趣味」としていたのですが、箱○版に移植されるに当たってその設定が無くなったという経緯があり、でも次のDSでは大っぴらに趣味を満喫できて良かったネ!って感じなんでしょうか?でもこの「タッチパネルっぽい、これ」、プレイ中にいきなり出てきて何気に笑ったネタなので、それを使ってくれた風野君にはちょっとだけ感謝。
 そして感謝と言えば、私が以前考えた「何故『からあげクン』は普通なのに『むしやきクン』だと残酷なのか?」というどうしようもない与太話を動画に盛り込んでくれたという事。実を言うと、私があの日記を書いて数日後に、風野君から「これ、面白いから使って良い?」と言われていてすっかり忘れていたのですが、いやあ本当にありがとう。すっごいくだらないね!
 少人数の中でのくだらない揉め事は当事者に近しい者が解決するのが一番です。ですから、ここで亜美が動いて、しかもパックマンの人に頼らずに解決しようとしたのは良い事ですし、それも過去の何気無い記憶から拾ってくるという構成も、ありきたりではありますが美しいと思います。が、この千早さんは何かが違います。聖書の言葉を引用していますが、私が想像するに、千早さんが読んでいたのは聖書ではなくストーンオーシャンではないでしょうか。ある意味聖書ですが。
 他に面白いのは、パックマンが明確にパックマンとして存在しているという事。ナムコ的には大御所ですし、パックマンがプロデューサーというのはありそうで無かったパターンです。「フルーツしか食べられない」とか、元ネタを意識した生態はアイドルよりもずっと個性的な気もしますが、その辺りを活かした設定は後の話で期待しようと思います。
 そんな感じで何気無いストーリーの中に小ネタが適度に入っていて、なかなかツッコミがいのある動画でした。ただ、大巨神はちょっと失敗してるんじゃないかなーという印象が。あの世界に大巨神がいるかどうかも一応問題ではありますが、それ以前にヤットデタマンってニコマスからすれば知名度低いですし。せっかく面白いのに、風野君はその辺のバランス感覚がちょっと残念なんですよねー。


 それと、全く必然性無く登場した、美希のプロデューサーに対する呼称がちょっと面白かったです。この世界の間抜けさを象徴しているようで。そこでかかっている曲が「ナマケモノが見てた」な辺りも、美希にピッタリというかなんというか。誰も分からないネタでしょうけど、私は笑いました。