はい、爆風同時……。

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 私の日記よりもdamehumanoidさんの支援リストの方が更新が早いとか……、もうこれは風野君をよろしくお願いしますとしか言えませんね。なんかごめんなさい。


 さて、爆風童子ヒッサツマンとはなんぞや?という人は上の動画を御覧ください。簡単にまとめると、「タイムボカンシリーズイタダキマンで終わって、でも『またああいうのやりたいなあ』と思った人達が別会社で作ったOVA」です。ですからいわゆる「タイムボカンシリーズ」ではありませんが、パッケージにも「あのボカンの正当後継者」等とアオられておりました。
 でもヒッサツマンって名前、聞いた事ありますか?あるいは本編、いやOPだけでも観た事ありますか?……つまりはそういう事です。そしてタイムボカンシリーズは93年にOVAタイムボカン王道復古」が発売して以降、普通に続いておりますから、いわばこれは黒歴史でございます。ゼノギアスゼノサーガファイアーエムブレムティアリングサーガ超兄貴と美食戦隊薔薇野郎、そんな「生まれは違うけど育ての親が同じのそっくりさん」の中でも、まあマイナーな部類に入るでしょう。未だにDVD出てませんからね。風野君も言ってますが、たぶんこれからも出ないでしょう。制作のアートミックはもう解散しちゃっていますからね。
 そして、動画の後半で解説しているのは89年に発売した「小説タイムボカン」。タイムボカンの小説版って聞いた事ありますか?……つまりはそういう事というか、これもまあマイナーというか黒歴史というか、そんなにおいがするよーというお話。正直あんまり面白くなかったです。今の時代にトレンディドラマとか、読んでて頭痛くなります。これ、発売当時はナウなヤングにバカウケだったんでしょうかね(私も存在を知ったのはかなり後でした)。でもその後企画が続かなかった辺りとか考えるに、やっぱり黒歴史扱いなのかもしれませんね。
 なんかひたすらネガティブ全開に語ってますけど、他に語りようが無いんだから仕方ないね。つまらないものをつまらないと言うのは、こういう動画での正しい有り様だと思います。ですから、観る人はそれなりの覚悟をしつつも、ネガキャンはしないでくださいね。


 余談。最後の方でいおりんが「資料無しでこれだけ書けたんだったら誇っても良い」と言ってますが、これは私が風野君の原稿を読んで言った言葉ですね。実際すごいと思います、思いますけど、結果的に自画自賛しちゃってますよこの人。誰に誇るかは別として。


 小説タイムボカンについて追記:Wikipediaの「エニックス文庫」によると、タツノコ作品である天空戦記シュラト(89年作品)の小説を発行する際に、売れるかどうか未知数だったので他のネームバリューを持ったタツノコ作品であるガッチャマンとボカンも一緒に出した、という事だそうです。しかもエニックス文庫自体が89年から始まっているので、これは「ボカンの小説版を出してくれ」と頼まれた、みたいな感じなのかもしれませんね。どうりでやる気が感じられなかったわけだ……。