三国志がギャルゲーになる御時世に

 宇宙英雄物語の「ムードメーカー」のアウトロって、「ドラゴンズに乾杯!」のイントロそのままですよね。編曲が藤原さんで同じですし、年代も同時期でしかもデュエット曲ですから、お遊びで繋いだんでしょうか。


 そんなわけで、三国志はそんなに面白い話だろうかと考えるわけなのですが。
 この場合は面白さよりも「壮大さ」とかに魅力があるんだろうなあと結論付けたわけですよ。一旦。登場人物がいっぱいで、戦争が起きて、時には超人的能力を持った人々が活躍する……私の中での三国志はそんな感じのイメージです(勿論、全員が生身の人間ですが、孔明とか明らかに誇張して書かれているので)。後は、これが「史実を基にしている」辺りにロマンを感じたりするのかもしれませんね。他にも、その辺りから派生した「てんこもり感」も面白いやも。
 しかし、三国志というのは大昔の「お話」です。現代でいろいろ出回っているのは、二次創作という奴になるでしょう。二次創作についてとやかく言うつもりはありませんが、「そんなにネタが無いのかなあ?」とちょっと思ったりします。面白いかは別として、完全オリジナルの世界はもう枯渇しているのでしょうか?


 そして、この辺りから今回の本題、というか思いつきなのですが、「三国志がギャルゲーになる御時世」なんです。キン肉マンがレディーになり、どろろが現代で女に生まれ変わったりする御時世なんです。とにかく現代は、リメイクとか外伝、パロディも含めるともっと膨大になりますが、二次創作に溢れているのです。ならば、現代における三国志的な作品も、やがてギャルゲーとかになったりするかもしれません。
 ……そうやって考えた作品が、銀河英雄伝説しか思いつかなかったんですがねっ。「見たい」と思う反面、「ダメだこりゃ」とも思ったので、これでこの話はおしまい!


 いや、「横山三国志」という手もあるか……。