イェーイ!

 ロボットアニメ大鑑 下巻
 イキなCDが出るようですよ。「サンライズ ロボットアニメ大鑑」の三枚組及び「(それ以外の)上巻」二枚組に加え、この下巻はなんと国際映画社のオンパレード。ガルビオンのサントラでがっかりした人や、カーメンカーメンを単体で聴きたい人には本当に朗報です。これがあれば、アステロイドブルースのスローVer.以外は全部揃います(これは現在バクシンガーのサントラのみ収録です)。なお、葦プロが関わってて「半国際映画社」とも言える、宇宙戦士バルディオスに関しては「上巻」に収録の模様です。
 全部で7枚組の超ボリュームですが、これでも結構抜けはあるようです。まず、シリーズとして既に成立している「ガンダム」関係は一切無し。まあガンダム関連のCDは今でも普通に入手できますし、これは問題ありません。そして、今回の収録のテーマはTVシリーズ限定のもので、OVAや劇場版主題歌は収録されていません。これは「今回は」らしいので、売れ行き次第では第二弾も期待できるかもしれません。そうでなくとも、初CD化楽曲が幾つもあるので、希少性も含めて十分に「買い」だと思われます。


 なお、こういった国際映画社関係のCDでスルーされがちなのが「亜空大作戦スラングル」ですが、これはスラングルが嫌われてるわけではなく、何故かこれだけ音楽集の販売元がビクターであり、他が全てキングレコードスターチャイルド)なので権利関係が面倒だからというのが真相でしょうね。スラングルが聴きたい方はビクターから発売しているサントラか、コンピレーションものの「アニメサウンドミュージアムVol1」を買うしかないと思われます。どちらのアルバムにも前期後期のOP,EDが収録されていますから、どっちかが足りない!と嘆くような事態にはなりません。