唐突にジャンプ感想

サスケ「その右腕の写輪眼はどうした」
ダンゾウ「いろいろあって、話すと長い」
サスケ「聞いたところで怒りが増すだけだ。もういい、お前は殺すと決めている」
サスケ「その前に一つ聞きたい事がある」
ダンゾウ「……(何言ってんだコイツ)」
 ジャンプを読み始めて一ページ目から言葉の迷路に迷い込んだ私。聞くのか聞かないのかどっちなんだ。悩んだ末に過呼吸を起こすナルトもリアルなんだろうけどダサいし(この前の「パリーン」ほどじゃないけど)、最近の岸本先生はなんというか、真剣に心配。

 東仙に「思ったより醜いな」と言わせる事で東仙自身の醜さがよく出てて良いなと思ったのですが、その東仙さんのカッコは醜いというよりはどっかで見たなーと思いつつ感想サイトを回ってたら「消えるオーバーマン」とか書いてる人がいました。確かにちょっと似てますね、ブラックメール
 しかし、狛村隊長の「やはり斬れぬ」は負けてる側の台詞じゃないですよね。少なくとも双方立ち会ってる状況じゃないと言えないと思います。そこがBLEACHBLEACHたらしめているところなんでしょうけど。戦いはオサレな方が勝つという。

「パンツだけは…許さない!」
 蒼樹さんが男性不信以前に人間不信になりそうで心配です。パンツを全然描けない青樹さんもどうかと思うんですけど、周りの人間がそれ以上に酷すぎます。

  • あねどきっ

 父親もかなりダメな人でしたが、数ヶ月ぶりに帰って来た親に対する洸太君の反応を見るに親子の絆は既に崩壊してそうな感じも……。これで桜井ちゃんが当て馬にされたら泣きます。たぶん当て馬にされるんでしょうけど、せめて桜井ちゃんには悲しみを乗り越えて強くなってほしい。

 全てのネタが完璧。大石先生はやっぱりパロディが上手い。本編中のさりげない台詞とか忘れてる設定をちゃんと拾ってくれるから、濃い読者の心もバッチリ掴んでくれます。個人的に一番面白かったのはPSYREN。「みせるひと→タブー」のコンボに隙が全く無い。河下先生に「色気無しの、純粋な考察としての『全裸で寝てる体位』」を四回も連続で描かせるところとかもさすがです。
 しかし気になったのは、バクマンの「連載を終わらせる権利」の話。あの言葉は単なる初回のインパクト重視の台詞だったのか、壮大な伏線を狙っているのか、それは分かりませんが、もし後者だとしたら、新妻先生は絶対「期待していた漫画家がどうしようもなくつまらなくなった時、あるいは打ち切ってでも休ませなければならないと思った時」に使うと思うのですよ。これってヘタすると、本編のネタを潰しちゃった事になるんじゃないでしょうか。

  • 読切

 ニノさん、ここはジャンプですよ。ヤングガンガンでも、ましてや金星でもありません。
 いや、共通点は「変なヒロイン」というだけで性格的にはニノさんとはそんなに似てないんですけど、ビジュアル的にも設定的にもそっくりなのはどうにかならなかったのでしょうか。

 報酬と必要経費は別だと思います。しかも、ボランティア先から貰うのではなく、依頼主の麗子に要求しているのなら何も問題無いでしょう。それでクリスマスが終わったら取り外して不要になっちゃうとか、せめて引き取るぐらいの事はしてあげても……。