再生怪人

 だと本人は言ってました。にしても、何気にこの日には毎回上げてるよね。
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 4万人も入るような会場でロンリーチェイサーとか歌えたら素晴らしいだろうなあ。


 千早の休日コミュに「外国の王女様と千早が瓜二つで話題に」といった話がありました。このお話はそれを発展させたものだという事は分かりますが、そっくりさんネタのお約束としてこっそり入れ替わりでもするのかと思いきや、新手のスタンド使いか!?とばかりにジョジョネタを繰り広げるお話。が、ジョジョネタが先行しすぎていて、そっくりさんネタである必然性がどこにもない辺り、やっぱり没ネタなんだなあというのがなんとなく分かります。内容も本当にそれだけなので、感想あるいはネタ解説なんてしても寒いだけですが、分かりにくいだろうと私が感じたところを幾つか語ってみましょうか。
 タイトルは短編「ドルチ〜ダイ・ハード・ザ・キャット〜」のパロディ。「ダイ・ハード」と言うと映画が有名ですが、直訳するならば「死ぬ(die)のが難しい(hard)」ですから、転じて「しぶとい、不死身」といった意味になると思います。この場合「揺れる(Shake)」に変わっているわけですから、「揺れるのが難しい、揺るぎない」といった意味になるのだと思います。他意は無いと信じたいですね。
 動画の説明文にある『胸をなくしたちーちゃん』もまた、短編「デッドマンズQ」のパロディ。「鼻をなくしたゾウさん」なる本が物語中の象徴として登場するわけですが、これも改めて考えるまでもなくひどいネタです。
 後、アイキャッチジャン・コクトーの言葉となっていますが、これもどちらかと言うと「ゴージャス・アイリン」のパロディでしょう。アイドル的に大いに興味深い名言であるはずなのに、「961衣装を着た千早さんに胸があるように見える」という与太話と絡める事で台無しになってますな。
 しかし、千早=胸ネタというある種の鉄板とも言える弄り行為はそういった表面的な部分だけで、本編にはそういうのはほとんどありません。非常にストイックです。冒頭は何気無い会話で始まったり、唐突ともいえるタイミングで過去の回想が入ったりする辺りもなんとなくジョジョっぽいのは狙ってるんでしょうか。そしてジョジョネタと言いつつも、最初の「13日の金曜日〜」はビーティーからの言葉だったはずですから、この動画のネタを全部理解できる人は相当なフリークだと思います。
 あと、「東アステロイドで木端微塵に爆裂死したはずのディーゴ・近藤の顔の社長」という台詞、これはアイマスジョジョだけでなくJ9(尚且つ徳丸完)も知ってないと理解できません。一体この動画はどの層を狙ってるんでしょうか。ネタは狭ければ狭いほど面白いとは言いますが、限度があるでしょう……等と、大爆笑した私が書いてみたり。