コメントにシュナイダー書いたの誰だ

 風野君だった。
D
 FF9のカードゲームずっとやってたら更新が遅れました。現在1549ポイントで、特に最弱レベルのカードである「チョコボ」「モグ」「カエル」の三枚はAにしたので、幾分か楽になりそうです。


 尾崎玲子さんは過去にアイドルとして活動していましたが、事務所の社長が問題人物だったり、ネットで叩かれたりして引退、そしてどういう経緯かPとして活動を始めた……というのがゲームにおける大体の設定です。このお話の中で出てくる「亜美が昔見てた」とか「ユニット名『riola』」というのも原作通りですが、まあアイマスDSは876プロの三人が主役でしたから、その辺のエピソードはあんまり物語を盛り上げたりしませんでした。ていうか亜美は空気でした。それ以前のサブイベントで顔合わせる機会もあったのに、絵理さんどうもその事忘れてるし。
 が、そんな悪くはないけどちょっと足りない部分もあったアイマスDSに対し、何気に双海亜美というキャラクターが好きな風野君が食いつかないはずもなく、今回はちょっと良い話。前の動画とかもチェックしてみると、11話で尾崎さんと亜美が初対面(?)した時にもチョロッとだけ伏線が張られていたんですね。伏線と言えば、前回給料を二割ほどカットされた小鳥さん(コメントで覚えててくれた人がいて喜んでました)、今回で挽回しようと珍しく外回り(?)に。しかしあの社長がそう簡単に許してくれるのでしょうか?士道不覚悟で斬り殺されなかっただけマシだとは思いますが。
 しかし、尾崎さんは実際どういう気持ちで仕事をやってたんでしょうね。過去の夢を諦めきれなかったから誰かに託そうとしていた、という程度の話なら割とどこにでもあるとは思いますが、それにしては精神面がヘタレすぎる上に(ニコマスではまるでダメな尾崎略してマダオ呼ばわりされてるぐらいです)、絵理がひきこもりのクセにスペックが高すぎるという不幸が重なったおかげで、どうにも尻に敷かれる未来しか浮かびませんでした。芸能界に未練がある風にはあまり感じられませんでしたし、「同じような境遇の子を助けたい」とするならネットへの耐性が無さ過ぎますし、何より絵理の子分とのやり取りを見るに、常識はあるけど良識ある大人と言うには疑問符が付いてしまいます。無理して大人を演じてる、大人になりきれていない子供とでも言いましょうか。
 そんな彼女に対し私は「他に就職先が無かったから」説を個人的に推していたんですが(アイドル時代の営業のおかげで、業界内で食っていくぐらいの人脈はできたんじゃないかとかなんとか)、風野君は「敵も知らず、己も知らないまま絵理を助けようとした熱意だけのダメな人」という風に解釈したようです。でも、そんな人でも誰かを笑顔にできるさ……という結果が、絵理ではなく亜美だったというオチで。長々と書きましたが、実際に亜美の話は意外で面白かったので、小者っぽさが難しいとか心配しなくても良いと思うのですよ。亜美とオザリンの絡みって、たぶんあんまり書かれてませんし。
 ところで絵理の子分について、「今までで一度も本名呼ばれてない」と言ってましたが、そうだっけ?と確認してみたところ、確かに一度も言われていませんでした。初登場が5話Cパートで、その時に「サイデスカ」と呼ばれたのを皮切りに、主にネット関係の作品のキャラに絡んだ名前ばかりで、本名も出しておきながら、肝心のミラノ風ドリア的な「魂の名前」だけは絶対に呼ばれていません。なんか絵理編の三人、絵理以外の扱いが悪すぎません?


 余談。この19話から21話までが「絵理編」だそうですが、絵理編のタイトルの縛りは「邦題が変な映画」みたいです(原題はマイリスコメントに書いてあります)。なんでそんな変な縛りにしたのかは風野君にもよくわからないみたいなので、あまり追求しないでおきましょう。今回のは「走れメタボ」が元のタイトルだったみたいですが、私は走る映画というと「幻の湖」を思い出してしまいます。でもあれは信じがたいことに邦画なんですよね……。