ネタが無いわけではないのですが

 トラックバックがスパムっぽかったので削除するついでに、過去の日記を少々読み返しました。その中にあった「SONYテレビテロ事件」について。


 あれは確か、兄がドリームキャストを買ってきた日です。一緒に買ってきたソフトがソニックアドベンチャー2の限定版だったので、2001年6月下旬の話ですね。
 久しぶりに我が家にゲーム機が増えるという事で、私も横から興味津々で見ておりました。数ヶ月前に製造終了した安売りというよりは投売りハードではありますが、我が家にとっては最新機器ですから。
 しかし、どうした事か、配線を繋いでも画面が映りません。勿論ハードは新品ですし、独特の鼻息と動作音がしてきます。画面そのものが映らないので、ソフトには問題は無いでしょう。ならば初期不良か……それは正直信じたくはありませんでした。
 不審に思い、兄は無印PSを接続しました。こちらは問題無く動作します。もう一度ドムを接続すると、やはり画面は真暗です。いえ、それどころか、テレビ画面そのものが映らなくなっていました。
 こうして、我が家のテレビは崩壊しました。
 こんなタイミング良く壊れるものなんでしょうか……、私と兄が呆然としていると、どちらともなく「ある事」に気づきました。
 我が家のテレビはSONY製だったのです。
 これがただ壊れただけならば「ソニータイマーが発動したか」と笑い話になるところですが、壊れた時が、一方的にライバル視されているセガのハードを繋いだ瞬間だったというのが妙に不気味でして。以降数日我が家では「セガの最後っ屁」「呪い」「相手を道連れにしようとしたテロ行為」だという噂がまことしやかに語られる事になりました。


 ちなみに、その後すぐに買ってきたテレビは三菱製で、今も現役です。さすがに三菱を恨んでいるゲームメーカーはいないと思いますので、ちゃんと寿命を全うできるでしょう。