ジャンプ26号っぽく

 結局、BLEACHってどこが面白いのか全然分かりません。上で話題にしたナオン達は一瞬「腐女子かな?こんな田舎にもいたんだ」と思ったのですが、どうもそこまで深い世界には入っていないようですし、そもそもBLEACHはあまり腐女子向けではないと思います。となると、オサレ台詞やオサレ構図やオサレ展開が目白押しのオサレ空間の中に生じる中二病的なものが、ジャンプの主要購読層と言われる小学生〜中学生にヒットしているのでしょうか。これは納得はできますが、あまりしたくありません。
 思うにあの漫画は、瞬間的なものを切り取るとなかなか強いと思います。決めシーンに外れ無しといったところでしょうか。そして言い替えると、流れを見た場合非常に不自然になってしまうという事でもあります。
 どこがどう悪い、というのはあまり言えないのですが(真面目に読んでいないので)、最近の展開から考えると、破面の本拠地に少数で殴りこむ際に、どうして別れる必要があったのでしょうか。織姫がどこにいるか分からない状況では手分けするのも止む無しかもしれませんが、潜入する際には余程実力に自身が無い限り、固まって行動した方が得に決まっています。
 そして別れて案の定各個撃破されそうになり、石田がなんとか助けに来てくれなかったら恋次は確実に負けていた訳で。しかもそれさえも無駄になりそうな今週の展開。全員で行けば負傷はしても全滅は無かったでしょう。
 それと正直読んでいて辛いのが、「実は実力(あるいは武器)を隠していた」「敵を半殺しにして余裕のまま放置(その結果逆転されたり)」という展開が多すぎる辺りです。つまり、その場のカッコよさや決めシーンを美しくする為だけに動きすぎて、最早実力の世界ではなくハッタリ勝負になっているのです。強い方が勝ちではなく、カッコよく決めた方が勝ちという、そんな世界。努力も友情も無く、勝利すらよく分からない……、まるで「漫画の秘訣は三つのOよ!オサレ!オサレ!!オサレ!!!それでAllRight!!」とでも言い出しそうな勢いです。勢いありすぎです。
 これで登場人物達が沢木みたいな馬鹿ばっかりだったら好感が持てるのですが、BLEACHは妙に理屈っぽいので辛いです。しかもその理屈、大体は正しいんですよね。


 以下適当感想。
 テニスが無いのがかなり本気で寂しかったです。
 ToLOVEる……どうにも画風に柔らかみを感じると思ったら、足ですかね。太ももの柔らかそうな事と言ったら、もう。……いえ、だからどうというわけでもないんですが。
 NARUTO……最近サクラちゃんがすごく可愛く思えてきました。なんか、駄目な子ですもの。駄目さ加減で言えば皆同じなんですが、無邪気すぎるのが妙にツボにきました。中忍でしたよね?この子達。
 瞳のカトブレパス……「丁度二杯持ってました……、お近づきの印という事で……」「あ、温かい……」
 エム×ゼロ……な、なんだってー!?ネタには弱い私。ジャンプでは珍しいですしね。
 P2!……アキラにまた新たな属性が。ていうか、多すぎでは。可愛いから少し許しますが。


 ジャガー実写化ってマジですか。こんな事なら、クロマティ高校も観ておけばよかったですよ。勿論、比較の為に。