想像力の訓練

 タイトルをどうするかはいつも悩みます。何故なら、そこに全てのテーマを内包しなければなりませんから。
 しかし、このメイド〜は10秒ほどで考えました。何故なら、絶対にテーマを内包できそうにありませんでしたから。


 中庸であれという当初のテーマもどこへやら、ほぼ毎日ファルコン伝説についての話題を書き続けるだけの駄目日記になっています。そんな状況で毎日違うタイトルを考えられる筈も無く。ならば目標を変え、短文の中にどこまで面白い内容を書けるかをタイトルにこめる事にしました。つまり、タイトルと本文は関係ありません。
 私は毎日面白いものを求めていますが、自分自身が面白いわけではなく、人と会話する際にも「どうにかしてこの人達を笑わせたいなあ」と悩む日々を送っております。別に芸人体質ではないのですが、笑わないよりは笑う方が良いじゃないですか。
 長編コントならば、それなりに自信があります。無駄に屁理屈をこねるだけなら得意なので、自分の世界に引き込んでからかき回せば、自然と笑いが取れます。しかし一発ネタとなると……。
 そんなわけです。これからのタイトルは無意味に笑いを提供しようと思います。誰にかは別として。


 なお、サブタイトルの付け方で個人的に気に入っているのが、田丸浩史先生の漫画です。漫画の中の台詞の一単語がその回のサブタイトルになっているパターンが多く、しかも往々にして意味がありません。しかし、タイトルとして抽出すると、そのシュールさに惹きつけられてしまいます。結果、関係無いタイトルなのに「ああ、そういう話なんだ」と納得してしまうというか。
 騙されている気がします。でも良いんです。