キュアレモネードはハジケリスト

 友人が「キサラギ」とかいう映画を観に行ったらしいのですが、原作ものではないのであまり興味がありません。……と言いたいところですが、最近全然映画を観ていませんので(ラオウ伝は観るの忘れてた)、趣味とは関係無いところで観に行くのも良いかもしれませんね。
 その時に友人が言っていたのですが、なぜ映画と言えばポップコーンなのでしょうか。私にしてみれば、それは「伝統」であり、映画館でポップコーンを食べるのは「礼儀」なので、どうでもよかったのですが、その源流を探るのも悪くないと思い、軽く調べてみました。
 まず、とある映画館の前でポップコーンを売っていたのが大当たりしたから、という「どうでもいいきっかけ」があったようですが、どうやらポップコーンの導入はいろいろと考えられているもののようです。主に映画館側の事情ですが。
 ポップコーンはそのほとんどが塩見の強いものですから、ポップコーンを置けば同時にドリンクも売れます。また、他のスナックに比べれば掃除しやすいというのもポイントらしいです。そして、昔はつまらない映画に対しては、スクリーンに物を投げて抗議する習慣があったそうですが、それがポップコーンならスクリーンも傷つかず、人に当たっても痛くないというのがお互いに都合が良かったとか。また、暗闇に白は映えるとか食べても音が小さいとか、いろいろと細かい理由があるようです。
 礼儀正しさに定評のある日本人は、映画館で物を投げるなんて滅多にしないと思いますが、ギャグアニメなどではつまらない話に物を投げて抗議するシーンはよくあります。今までその深い理由を考えませんでしたので、長年の疑問が解けたといえばそうなのですが、じゃあ何故日本のアニメでもその手法がよく用いられているのか、という新たな疑問が沸いてきました。どうなんでしょうね。
 この事を別の友人に言ったら、「そりゃビジュアル的に映えるからだろ」と返されました。そりゃそうですよね。