ネタ切れならネタ切れと言えば良い

 今日は成り行きで外に出ませんでした。一時期引きこもり寸前だった私は、できる限り外に出るようにしているのですが、まあたまにはこんな日もあります。
 そして、家に引きこもってずっと文章を打っていたのですが(いつぞやの小説のリハビリみたいなものです)、そこで気になる事が。「特注」と「別注」って、どう違うんでしょうね。
 恐らく両方とも「特別注文」の略。英語訳はどちらもspecial orderです。Google先生によると、特注の方が多いらしいですが、どちらが正しいというわけではありません。恐らくどちらも正しいです。「特注(別注)」のように両方書いてあるサイトもあります。ただ、一般的には特注のようで、愛用する新明解の国語辞典様「新解さん」には別注はありませんでした。
 これ以上一人で考えても結論は出ないのですが、検索結果等を見ていて思ったのは、一般には特注でも、靴のオーダーや着物などには別注が多い傾向にあるという事です。つまり、こだわりの逸品であるとか、趣味の品であるとかでしょう。
 確かにベッチュウという言葉の響きはどこか「通」らしさを感じます。体が大きい人の制服に「別注サイズ」とはあまり言いませんし、より個人的な用途のための特別注文が「別注」なのかもしれません。
 考えてみれば、国語辞典に無いという事は、正式な用語ではないのかもしれません。私がドリームキャストの事をドリキャスと呼ばずにドムと呼ぶように、好き者達だけで通じる言葉として考え出したものなのかもしれません。
 とりあえず疑問は自己解決しましたが、もう少し調べたいとも思います。しかし、新解さんでも知らないような単語を、どうやって調べろというのでしょう……?