珍しくいろいろ雑記

 ビーストウォーズのランページですが、彼はどうも貧乏生活をしているのではないかと最近思い始めています。だって、裏切りは多くとも、一大芸人集団であるデストロンですよ?当然風紀や規律は厳しいはずです。そんな中で「命」というどうしようもない人質を取られているなら、メガトロン様から新作オヤジギャグの洗礼を受けたり、給料の0を一つ少なくされたりぐらいはしてると思うんですよ。
 「今日もシーフードヌードルか……」とか言いながら、海で取ってきた魚とか昆布とかと一緒にちびちびと夜を過ごすランページ……、傍らにはトランスミューテイトの位牌も置いてあったりして。なんか、すごく似合う気がします。いろいろと突っ込みどころがあると思いますが、敢えて考えずに。


 以前書いたhttp://www.dot-anime.com/における「もえたん」DVDですが、どうやら特典が増えるようです。もえたんリスニングRADIOのCDに加え、POP先生描き下ろしのクリアファイルが先着で付くとの事。既に予約した私はどういう扱いになるのか分かりませんが、もし興味があるならば見てみるのも宜しいのではないかと。なお、このクリアファイルはドットアニメ限定版ではない通常版でも付属するようです。
 30日追記。どうやら各ショップでの先着購入特典のようです。告知されているショップならばどこでも貰えるようになっていて、ドットアニメさんでもそのようになっているという事でしょう。なお、秋葉原のショップには更に特別なバージョンもあるようですので、東京に御住まいの方はそちらの方がお得やもしれません。


 さて、今回の本題。思わぬ副収入が入ったので、映画版トランスフォーマーの玩具、メカサソリの「スコルポノック」を買ってきました。変形メカや異形大好きな私ですが、スコルポノックはその中でも特に惚れました。ブラックアウトもゴテゴテしていて好きなので、できれば一緒に並べたいですね。
 大きさは、映画版の玩具で唯一持っているバンブルビーと比べ一回り小さくなっています。変形してもそれは変わりません。というより、劇中ではロボットモードにはならなかったので、変形ギミック自体がオマケに思えます。
 本体の尻の部分にタイヤが付いていて、地面で転がすと腹のグルグルが連動して、指先まで回転します。腕の内部に回転を伝える機構が備わっているおかげで、腕がかなり太くなっていますね。私は大歓迎ですが。走らせるとかなり高速で回転するのが不自然といえば不自然かもしれませんが、怪しいので許します。
 ビーストモードなのかビークルモードなのか分かりませんが、可動するのは腕と尻尾のみです。足はジオングのごとく飾りです。尻尾の先は槍のようになっていて、発射ギミックが用意されています。いわゆるミサイルではなく飛び出すだけなので、尻尾の後ろに槍の柄が飛び出している形になっていて、ちょっと面白いデザインになっています。なお、ロボットモードの時には柄がちょっと邪魔になります。
 トランスフォームは非常にシンプル。仰向けにして足をひっくり返し、頭と腕を下ろして立たせれば完成です。足にはほとんど動くような要素はありませんし、イメージ的には尻尾で蛇のようにシュルシュル動くという感じでしょうか。というより、例によって動くのは腕と尻尾の先だけです(首は縦方向のみ)。おかげでかなりポーズが限定されますが、そもそもの外見が異形のロボットモードですから、あまりポーズにはこだわらなくてもいいかもしれません。
 他の玩具はいかにも「トランスフォーマー」という感じのシリーズですが、このスコルポノックだけはいろいろな意味でイレギュラーです。ブラックアウトと共生関係にあり、ブラックアウトが死んだらスコルポノックも死ぬとか、他のトランスフォーマーとは少々扱いが違っています。劇中では喋りませんし、変形もしませんが、とにかく「侵略者」「殺戮者」としてのインパクトが抜群となっています。変形させて楽しむという意味では他の玩具に一歩譲りますが、再現度は十分ではないかと。
 なお、メカサソリはビーストウォーズに繋がる要素でもありますから、海外マクドハッピーセット(ハッピーミール)でしか作られなかったメタルススコルポス(メタルススコルポノック)の代わりにして遊ぶという手もあるかもしれません。両者のデザインは変形パターンを含めて非常に似ていますし、映画でのキャラクターもどことなくスコルポスに似ています。メガトロンLOVEでもなければ、コギャル不良でもありませんが。


 そんなわけで無言の殺戮者スコルポノックが我が家に加わりました。電王やゼロノス達と戦わせて遊ぼうと思います。