もえたん11話「超生命体ぽてまよ」

 原爆映画ともえたんを一緒に観るのは世界で私ぐらいでしょう。いろいろ辛いです。
 ちなみに本屋に寄ったらレンタル落ちのビデオが投売りされていたので、一杯買ってしまいました。

 これで400円。安い!ちなみに、何故ガーゼィかというと、当時の「死にそうな御大」を観たいからです。この外道。


 というわけでもえたん11話、前回で魔法王国の話は全て解決してしまったので、派手な事はせずに最終回に向かうという感じですね。原作でもあった「スク水を改造して、ぱすてるインクのコスプレをする」も再現されています。今回はてんぺらスミも一緒ですし、その筋の人にはたまらないでしょう。
 ぶっちゃけあんまり語るところがありません。普通に「中休み」していて、親父もダンディも出てきません。国王は出てきますがね。例によって「私に良い考えがある」とか格言を吐いていました。
 魔法王国関係が解決しても、いんくちゃん達には世話になったという事もあり、受験までは付き合うという事でアークスカークスは人間界に戻ります。ただ、浮気されないようにあーくんかーくんにされていますが。そしてアリスもダンディ国王にはめられる形で白鳥ありすとして復帰します。結局、何故アイドルをやっているのか、住所不定素性不明の人間をアイドルとして使ってくれるのか、いろいろ疑問はありますが、突っ込むだけ無駄でしょうね。あ、あとなーくんの人間形態も出てきました。女の子とかなんとか言っていましたが、少年のようにも見えます。
 さて、本当にあまり語るところが無いのですが、それでも気になるのはナオ君の動向でしょうか。ここ暫く空気だったのですが、あの態度はさすがにいんくちゃんに気づいていると思います。分かってる上で流してるような、そんな感じでした。500ガバスぐらいなら賭けます。
 一方妹の澪ちゃんですが、こっちは素で気づいていて、しかも常識的な態度で接しているわけですが、いんくちゃんを見た時のにらみ合いはなかなか面白かったです。……しかし、ナオ君と澪ちゃんが兄妹である以上、ナオ君が気づいていてもそれほど不思議ではないかもしれません。何度か思わせぶりな態度を取っていたのも、言うべきか迷って結局誤魔化したという、思春期の男子のような行動とも取れますし。何より、「お約束を突き進みながらも、どこかで『理由付け』がされている」という作風なら、……よし、1000ガバス賭けましょう。
 すみちゃんの方は、こっちはすっかり良い感じになっちゃっていますね。カークスという相手が現れ、しかもいんくちゃんと仲直りしたので、素直なアホの子になっています。
 一応もえたんには欠かせないサービスカットですが、今回も気合いが入っています。何せ、今まで変身シーンが多くて着替えシーンは意外に少なかったですから、すみちゃんがサイハイソックスをはいたりする辺りは入魂のカットではないでしょうか。あーくんの妄想に出てきた女性陣に関しては、笑いが物凄く白々しかったのが狙いすぎで失礼ながら大爆笑ですな。あと、いんくちゃん自重しろ。ソッチに走るな。
 そんなわけで、次回は最終回「スキップ!」です。いろいろあったけど、「まずはスキップ!」ですね。


 どうでもいいんですが、別にばれても何も無いとはいえ、あーくんかーくんが澪ちゃんに対して容赦無くバレバレだったのですが、それは良いんでしょうか?それとも、魔法王国の問題が解決したから「一応隠しておく」必要も無くなったという、解放感の現れでしょうか。