もえたんDVD1巻

 買ってきました。というより、ドットアニメさんから届きました。内容は、でっけえ全巻収納BOXを始めとする初回限定グッズいろいろに加え、ドットアニメ版特典のもえたんリスニングRADIOのCDも付いています。なおリスニングCDは撮り下ろしの「ほしゅ〜一時限目」がオーディオ形式、1、2回がmp3で収録されています。……どうせ少しだけしか収録しないんだったら全部オーディオにするとか、mp3にするならもっと一杯収録するとかして欲しかったという気もします。ジャケットは安価DVDによくある薄型パッケージにいんくちゃんの全身が描かれており、まあ手抜きです。
もえたんをすごい好きな人が買ってくれたんだと信じています」(瑠璃子さん)
 はい、大好きです。勿論、ネタ的な意味で。ちなみにパーソナリティはいつもの二人です。収録時間は30分弱。
 「ほしゅ〜」の内容は通常のラジオと変わりませんが、「補習」の名に相応しいものになっています。英文の勉強は今までにラジオや本編で出た英文を出して復習するという形で、やはり戸松遥さんと森永理科さんのキャピキャピな会話(死語)が楽しいです。英語の勉強にはあまり役に立ちませんが。それと、パトラたんを番外編にまで引っ張ってくるというのはどうなのでしょう。お互いに付き合いが良いのでしょうけど。
 なお、「ネコミミ少女」は「Cat girl」で通じるようです。向こうのオタク業界では常識なんだとか。


 本編の修正部分などは細かいところは分かりませんが、OPとED(いんくちゃんVer.)が普通に付いています。構成の問題なのかとも思いましたが、どうやら放送時はEDの制作が間に合っていなかったというのが真相なのでしょう。それと、変身シーンがちょっとエロくなっていました。いわゆる「愛知版」はある訳ありませんが、帯が薄くなっていたり、いんくちゃんが全裸になるカットが光に包まれていないなどがあります。
 他にエロ部分としましては、変身シーンだけを単体で再生する映像もあり、繰り返し再生すれば覇王翔吼拳を使わざるをえません。また、エロくなっているとは言いますが、ナオ君の家にあったエロフィギュアの乳首券は発行されませんでした。
 その他の機能としては、本文中の英文字幕を消すスイッチが付いていますが、これはいるのか……?あと、オーディオコメンタリーが収録されており、田村ゆかりさんと戸松遥さん、それと麗美役と里奈役の本多陽子さんと井口裕香さんの四人によるお話が聴けます(私はまだ聴いていませんが)。個人的にはPOP先生や長谷見沙貴先生、川口敬一郎監督などの制作側のお話が聴きたかったのですが、まあ第一話ですしね。でも岩田光央さんや小野坂昌也さん等の下ネタトークは聴きたいと思う私はビーストウォーズも大好きです。夜のバットも絶好調!
 DVDの解説書には本編中のテキストが一部書き出され、英文との比較が書かれています。これで英語の勉強をしろという事なのでしょうが、なんとこの英文、それほどぶっ飛んだシーンを使っていないので、普通に勉強になります(レベルはどの程度か知りませんが)。熟語や構文は解説されていますし、話し言葉のパターンが無数にある日本語の特殊性からすると、結構重要かもしれません。なお、一巻には一話が収録されていますが、体育でいんくちゃんとすみちゃんがボールをぶつけ合うシーンと、いんくちゃんの家であーくんが魔法少女に勧誘するシーンが使われています。
 あと、解説書には田村ゆかりさんと戸松遥さんのキャストインタビューが収録されています。特別変わった事は言っていませんが、やはり「もえたん」の特殊性に驚いているようです。それと、普通解説書には制作スタッフの名が連なっていたりしますが、各話スタッフの原画や動画等も全て書かれているのは珍しいのではないでしょうか。ここまでいろいろと充実した解説書は久しぶりかもしれません。


 これから暫く忙しくなりそうなのですが、もえたんは久しぶりに癒されるアニメでした。一話にしても、作画もコンテも「動いている」ので、観ていて飽きません。
 最終話、まだこっちでは放送してないんですけどね……。


 それと今気づいたんですけど、本編中にトランスフォーマーネタがやたら出てくるのは、映画が公開された他に、「変身する魔法少女」と「トランスフォーム」をかけているのかもしれませんね。あるいは、某ビーストに出演した声優さんに対するリスペクトとか。