「光画部のおかゆライス」

 ※山本正之「涙のカレーライス」の曲調をイメージして歌ってください。


 私は文化部の出身です
 文化部と言えば主役はやっぱり、吹奏楽部です
 だけど私の大好きなのは
 究極超人あ〜るの「光画部」です


 究極超人あ〜るはめちゃめちゃ面白い
 とくに、社会に出てからふと読むのが面白い
 そんな素敵な究極超人あ〜るにも
 いろいろ気になる点はある


 まず、古い漫画の特徴 時事ネタが風化してる
 次に、たまに虫干ししないとカビてしまう
 何より麻薬のような中毒性があり
 何回も何回も読み返して、朝になってしまう


 特に気になっているのが、おかゆライス
 単行本6巻の34ページ
 実質その一ページにしか出てないというのに
 何故か みんな覚えている


 そこにはR・田中一郎のキャラクターと
 光画部のグダグダな日々が詰まっている
 何より「ライスにライスをかける」コペルニクス的転回が
 私達の心を掴んで放さないのだろう


 私も、そんな光画部が大好きだからこそ
 おかゆライスを覚えているのだろう
 そんな楽しかった日々を懐かしみ
 おかゆライスを 食べてみる事にした


 私の中にいる浅野と岸田が忠告してくれます
 お前、そんな事やってないでカレーライスにしろよ
 だけど、私はR君が好きだから
 この思いは誰にも止められない


 でも私は良い歳して料理ができない
 しょうがないから インスタントのパックを買ってきた
 味付けは お煎餅に使われてそうな醤油と塩のみ
 勿論、飲み物は甘酒




 ……と、ここまでしかできていません。何故なら、まだ食べてないからです。今日買ってきたのですが、ついおいしそうなおかずが安売りしていたものですから、「ごはんのフルコース」はまた今度。
 でも、大体予想は付くんですよね。味の方も、歌詞の方も。だって、ライスにライスをかけても、やっぱり結局はライスなんですよ。
 なお、ここまでの歌詞について幾つか補足を。文化部の代表はたぶん吹奏楽部で良いと思いますが、私の出身高校には吹奏楽部はありませんでした(声楽はありましたが)。それと、「料理ができない」というのは、「おかゆを作った事が無い」という意味です。さすがに初挑戦でおかゆライスは無謀だろうし、最近は出来合いも美味いだろうというほのかな希望をこめています。ドラクエ2で言うところの「べんりなよのなかになったもんじゃのう」です。あと、私はR君と違ってお酒は強いです。甘酒なんぞで酔ったりはしません(ほとんどの人は酔わないでしょうけど)。
 あと、おかゆライスと共に「カレーフラッペ」も話題に上ったりしますが、残念ながらこっちは時期外れなので、たぶん今年中には食べないでしょうね。