赤い仮面に青マフラー

 ちかいの印は赤と青(違)。


 風野シュレンの新作。
 アイドルマスター「平成タイムボカンの歌」
 昨日のアニソンしばりを聴いて感化され、ジェバンニが一晩でやってくれ……たワケもなく、たまたま構想とライブが重なっただけだそうです。ていうことは、前々からこういう感じのイメージが頭の中にあったというわけで……すごいよ、見直した。私もこの曲には並々ならぬ思い入れがあるけど、あんたはそれを形にしたんだから。
 なお、動画内に風野が書いた「イタダキマンがハブられてる事についての推測と蛇足」があるのですが、「蛇足」とは言いますが良いこと書いてますし(動画の流れからすると蛇足ですけどね)、この日記にしたって、チラシの裏みたいなもんですから、ここに転載しておきます。

この曲に限らず、イタダキマンはハブられている。が、2008年のアニソンライブで山本先生は「そんなに長く恨んでるわけないじゃない」と言っていた。じゃあ何故ハブられてるのかと思えば、イタダキマンは主題歌を作ってないのと、「シリーズの扱い」的に引っ込みがつかなくなっていたのではないかと……。
私は「正義を知ってるよ、忘れてないよ」の歌詞をイタダキマンに向けて「やさしく」歌うことで解決し、これ以上この問題に触れるのを止めようと思う。

 山本正之先生が言っていた話については要約ですね。「アニメがなんだで歌っただけじゃん」と冗談交じりに言っていましたから、今はもう恨んでないのは確実でしょう(ちなみに、アンコールが「アニメがなんだ」でした。それも現代版にアレンジされてました)。昨日の日記に軽くライブレポートが書いてありますので、気になった人はそちらもどうぞ。
 大事なのは、歌詞で歌われているかどうかじゃなく、自分がそのヒーローの姿を覚えているかどうかでしょう。歌詞に囚われて、赤い仮面を忘れてはいけません。
 平成の世には、もうかつてのヒーローはいないのです。だからこそ、心の中にいる昔のヒーローを、忘れてはいけません。


 リメイク版ヤッターマンは平成のヒーローになれるのでしょうか。単なる「ちょっと面白い番組」に終わらず、新たな境地に辿り着いてほしいものです。