大抵の歌では一番で正義を、二番で勇気を歌ってると思う

 今日はあんまり暇が無かったので、それを反映して小ネタで。長い文章って読むの疲れますしね。


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 「正義の味方」という言葉は、月光仮面の中で生まれたものである。宗教的な観点に基づいて曰く、真の正義とは神や仏以外には存在しないのだから、月光仮面はその下の位置にある「〜の味方」でしかないのだという。
 一方山本正之は、名曲「嗚呼!逆転王」において、「正義とは、勇気とは」と語りつつも、「誰が、誰が分かろう」と否定し「天はきっと知っている」と、答えを明確にしなかった。正義とは、それほどに深く重いテーマなのだ。本人曰く「まだ三十ぐらいの若造だから答えを出せなかった」とかなんとか。
 そう思うと、オリジナルアルバムでほぼ毎回入っている「ナントカマン」は、イッパツマンの頃に示すことができず、イタダキマンでは歌うことすらできなかった「真の正義の姿」を追い求めた結果なのではないかと思える。アルバムの構成を考えると邪魔に思えたりもするのだが、山本正之は頑なに、様々な視点からの「正義」を歌い続けている。
 タイムボカンと共に生まれた「山本正之の正義」はタイムボカンが終了しても燃え続けていて、終わることはない。そんな日が来るのかは分からないが、ナントカマンが完結した時こそが、「山本正之にとっての正義」が完結した時ではないだろうか。
 誰が、誰が分かろう。


 素で文章を書くとこんな感じになります。ぶっちゃけアイマス関係ありませんね。