そして一年すぎた

 えーとですね、折角復活したところ申し訳ないんですが、もうネタがありません。というより、後残ってるネタはあまりにも恥ずかしくて公開できません。ですので、次ぐらいで終わると思います。どなたか見てくださった方、ありがとうございました。
 なお、今まで書き溜めてきたネタを公開してきたわけですが、今回と次回の文章は、これのために書き下ろした文章です。文体は合わせてありますけどね。


 今回は、関連動画らしきものが無いんですが……、まあやはりこれを貼っておきましょうか。正直観返すのも辛いものですが、観ていたらそれなりに想い入れもあったんだなあと考え直されたものなので。
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 こうやって振り返ってきた私は、この一年で良くも悪くも成長したものだと思う。何よりも、言葉と映像の持つ強さを知ることができたのは僥倖であろう。
 一年前にデビューした私の作品を見返して思うのは、当時はとにかく不安というものを知らずに作っていたという事実であろう。今ならこんなものは絶対に作れない。怖いのだ。一年前の私は怖いもの知らずの、馬鹿だった。
 しかし、むしょうに楽しかった。「こんな曲があるんだぜ!」と作って、アハハと笑いが取れた。それはひょっとしたら理屈ですらないのかもしれない。だが今は、ニコマスMADにおける芸術性のようなものが著しく成長したおかげで、こんなネタでは笑いが取れない。それは悲しい事だ。
 でも、だからといって、その時の気持ちを忘れて良いわけはないだろう。「こんな曲があるんだぜ!」と大真面目に馬鹿をやって、アハハと笑いを取りたい。そんな気楽な人生でありたい。どうせ趣味の世界なんだから。


 ずっと古いMADを観ていたら、一年前の私が、今の私に入り込んできました。これからの私が見るのは、YOIKOの大空かもしれませんね。