黄金の風

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 きらめきマンのDVD-BOXが出るという情報はいつ頃だったでしょうか。確か去年の12月ぐらいだったと思います。その頃の私は歳末殺し合い修羅場状態でしたので、情報を入手するのも遅れ、いざ知ってからもなんとなく話題にしそびれて……という感じでしたから、改めて風野君がこうやって宣伝してくれるのは嬉しい話です。うん。
 あと思い出したのですが、実は私のこの日記、かなーり初期の頃に「きらめきマンのレンタル落ちビデオを買った」みたいな話題を書いてたと思います。確認するのが面倒なのでリンクとかは貼りませんが、今思うと結構テキトーな事書いてた気がします。あの頃は若かった、というかテキトーだった……(笑)。


 んで、きらめきマンでございますよ。この動画でもいろいろ賛否両論的な事を書いてますが、実際このアニメはいろいろ不思議なものがあります。何より、これが2000年に放映されたという事実が恐ろしい。2000年と言えば、∀ガンダムが終わった年であり、仮面ライダークウガが始まった年です。古きものを清算し、新しき時代を作っていく中で、昭和アニメの再放送みたいな番組を大真面目にやってたんですよ。
 ですから、これは評価しないわけにはいかないんです。今時主役の名前を主題歌で連呼するようなアニメ……って、よく考えたら、∀もクウガも主役の名前思いっきり歌ってますね。ああ、みんな同じなんだ、友達なんだ。
 でも実際、今観返すときらめきマンは面白いですよ。「2000年にこんなアニメがあった」という事実だけで十分興味深いですし、素直に「17年ぶりのTVシリーズ」とか「平成タイムボカンと一緒に観たい」といった理由でも楽しめると思います。そういうとっかかりが無くても、気楽な一話完結アニメとして、しかも作風がぶれない丁寧さは安心感があります。旧シリーズのような破天荒な展開やアドリブこそありませんが、十分にオススメできるレベルですよ。BOXは高いので無理にとは言えませんがね。


 なお、上の字幕のやり取りは私と風野君の副音声(笑)が元になっていますが、三形態メカの例としてバルキリーを話題に出したのは私です。でもサザンクロスのスパルタスで返してきたのは風野君です(おかげで亜美真美がかつてない程のダメ人間になっちゃってますね)。最近の彼は超時空シリーズにも興味があるようで、この前オーガスのサントラを買ってました。マクロスほどじゃないですけど、あれもハネケンサウンドが結構良いですね。
 あと、古谷徹さんが演じたキャラを「ロボットアニメならアムロとかジーグにして」等とコメントしてる人がいますが、あれは一応巨人の星ネタが本編にあったからこその星飛雄馬が代表作なのです。それに、私や風野君がそういう趣味に走ると「亜空大作戦スラングルのジェット役で有名な」とか付けちゃうので、悪しからず。