とりあえず更新

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 風邪引いてダウン中、感想その他は後日書きます。


 仕事中は気合いを入れればどうにかなるけど、おかげで渋い顔したりゴホゴホ咳しても誰も心配してくれない。辛くなったら自分で言おうね!


 22日追記。風邪長引きすぎだろ常識的に考えて。
 てなわけで、書くのが遅れました。まあ書いたところで何があるわけでもないという気もしますが、それはそれ。
 今回はまずオマケから始まっていますが、これは15話からの続きですね。「涼と亜美の秘密を知った夢子」のまま放置されていた伏線がここに来て動いています。と言っても夢子さん自体は善人になっているので、単純にお話がしたいだけのようですが。そして夢子の言う「私の親友」とは、16話で仲良くなった響の事でしょう。たかが飴ひとつで随分話を引っ張ってますが、この台詞が一つあるだけで夢子さんのキャラクターが深まっている気がします。更にこれが単なるオマケでなく、本編で夢子が出てくる伏線としても作用しているので、ちょっと上手い構成だなと思いました。
 なお、コメントで「パックマンが飴食べられるの?」というツッコミがありましたが、食べられるらしいですよ。ホラ、パックマンにはありませんでしたが、昔のアクションゲームはよくボーナスアイテムがキャンディーだったりするじゃありませんか。「そういったもの」なら食べられるそうです。
 本編は愛ちゃんの「犬も歩けば棒に当たる」といった感じのお話ですが、今回はテンションがやや低め。それでも「他人餃子」とか「幽霊の正体見たり前世魔人」等の意味不明な言葉が飛び出す辺り、やはり只者ではないと思います(タグの「ダイヤモンド愛」には噴きました)。しかしそれよりもインパクトがあるのは、非情でエキセントリックな本性を現した絵理と、リン・ミンメイどころかマクロスそのものなんじゃないかというぐらいの破壊力を持つ日高舞(ICもマクロス本編のパロディっぽい)。あのOPを聴くと問答無用でテンションがMAXになりますから、やっぱり羽田健太郎さんは偉大です。そしてここまでマクロスの音源を温存してきた理由もなんとなく分かりました。こういうのやりたかったんだね。
 舞さんのアイドル格付けは特に深く考えずに作ったそうです。しかしそれでも「珍しい事をすれば誰でも人は集められる、珍しい事をしなくても集められてようやく三流」という格付けは、「芸能」の世界に生きる人としての含蓄を感じました。そしてこの理論で行くと、トップアイドルの春香さんはリボンを外すだけで二流まで格が落ちるという事になり、それは格を上げるリボンがすごいのか、リボン無しでもそこまでしか格が下がらない春香さんがすごいのか分からないと彼に言ったら、「春香さんは日高舞理論で言うと『制御できる人』。ただしリボンは制御チップのようなもの」と答えてくれて、余計分からなくなりました。付けてないと暴走するのか……?
 ちなみに、14話と18話で、涼君の正体がばれた時のリアクションが全然違いますが、これは17話で明かされるそうです。上手く行けば、18話の後編の次に公開するそうで。しかし涼君、イベントでSha-ra-ra(未来放浪ガルディーンのキャラソン。女装した男キャラの心情曲)なんて歌ったらダメだろう。17話で開き直ったのか?


 最後に。どこがどうとは具体的にあまり言えないのですが、最近の風野君は文章や単語のキレが目に見えて良くなっています。表面上はスルッと物語を進めているだけなんですが、台詞の一つひとつ取ってもそれぞれのキャラクター性が現れていて、またギャグも露骨でないレベルで挟んでくるので、会話のリズム感も良い感じになっていると思います。これで音楽との親和性がもうちょっと上がれば面白いでしょう。今回は中盤は良かったのですが、曲と曲の合間がちょっと不自然かなと思いました。……って、音楽の先生かオレはよぉぉぉぉ!